小池水音

1991年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2020年「わからないままで」で第52回新潮新人賞を受賞しデビュー。3作目「息」が第36回三島由紀夫賞候補作に。同作とデビュー作を収録した初の単行本『息』は第45回野間文芸新人賞候補作となった。2024年発表の『あのころの僕は』で第13回河合隼雄物語賞受賞。その他の著書に、山田洋次監督作品のノベライズ『小説 こんにちは、母さん』『あなたの名』などがある。

エッセイ

小池水音 ⇒ 朝比奈秋 (往復書簡 第三通)
小池水音 ⇒ 朝比奈秋 (往復書簡 第三通)
エッセイ

 連載

死を見るもの 死を見たもの 死を書くもの 小池水音 ⇒ 朝比奈秋 (往復書簡 第三通)

小池水音

お返事をありがとうございました。 (かつての恋文もそうでしたが)書簡というのは多かれ少なかれ、相手が求めているものかわからない自分自身の一部を切り身にして差し出し、押しつける、恐ろしくかつ厚かましい営みなのだと、あらためて感じます。 それでもお返事を拝読して、安心して、このさきしばらくはじぶんの厚かましさを看過してみようかと思います。無理のない範囲でお付き合いいただけたら嬉しいです。 呼吸という明

小池水音 ⇒ 朝比奈秋 (往復書簡 第一通)
小池水音 ⇒ 朝比奈秋 (往復書簡 第一通)
エッセイ

 連載

死を見るもの 死を見たもの 死を書くもの 小池水音 ⇒ 朝比奈秋 (往復書簡 第一通)

小池水音

手紙というものをあらためて書いた経験はあるだろうかとふりかえってみると、大学生のころ、当時恋をしていたずいぶん歳上のかたに宛てて、3000字に及ぶ怪文を和紙に綴った苦い記憶がよみがえりました。 この往復書簡のタイトルには「死」という字が三つも入っています。「恋」に引けを取らず切実な、深刻なテーマと言えそうです。企画してくださった編集のTさんも「軽い話題から入っていただいても」とのことなので、かつて

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