
連載
四十七歳の不調 夏の不調の花束を
古賀及子
ある夜、足が熱かった。 そろそろ寝ようと横になる。疲れているしすぐに眠れるだろう。けれど、どうにも足のあたりに違和感があって寝つけず、足の裏が妙に熱いのに気がついた。痛いわけではないから、我慢しようとすればできてしまう。シーツの冷たいところを探したり、ベッドの柱に当てたりして冷やして、それでうとうとしてはまた熱っ! と覚醒するのを繰り返した。 そのうちようやく、このままではだめだ、朝まで寝られない

1979年東京生まれ。エッセイスト。著書に『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)、『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)、『5秒日記』(ホーム社)、『暮らしの信じ方』(ダイヤモンド社)等がある。
トントンさん
40代、男性、好きな作家:中島らも
僕もアレルギー性鼻炎から来る副鼻腔炎持ちの40代なので、共感できることがあるかもと思い読みましたが、もしかしたら違う症状だったのかもしれません。牛乳の一口目にこだわる感覚は、全く想像がつかないものだったので、そんな人がいるんだと驚きました。 どちらも予想を裏切られました。 ですが、いまの世の中で失われつつある、貴重な期待外れのような気もしました。 鼻が不調でも自分と違う症状の人はいるし、牛乳の一口目に何かを見出していた人もいる、ということを、少しまとまった時間をかけて知ることは、世の中を理解するうえで大事な出会いにも思えます。 意見の合う短文をかき集めて自分の周りを囲ってばかりいては、見えなくなるものがあることに気付かされました。
うつつさん
30代
この記事を読んでから、30を過ぎてから疲れると指が少し腫れて 蚊に刺された時のようにかゆくなるなと気づきました。 まだ30代前半ですが、これからどんな不調がやってくるか、この連載で少しは前向きにとらえられるようになれればいいなと思います