イカの盲点
あなたの考えを共有し、他の人の考えに耳を傾けてみましょう。
読者の言葉
よよさん
30代、女性
イカ、しかも単独ではなく主人公の周りのすべてのイカ視点。ギャグなんだかシリアスなんだかよく分からないが、面白くて一気に読みました。 「イカの盲点」というタイトルが気になり調べました。タコやイカには生物として構造上盲点がないのですね。 だから、刺身になっても、食べられても主人公を見ている。盲点がないからどんな状態でも見えてるよ~を逆手にとったタイトルなのかな?と考察しました。
ぴずさん
40代、女性
タコの踊り食い場面で高瀬隼子ワールドを感じて、ゾワゾワを堪能。 それまで認識してなかったのに、ささいなきっかけ(給料明細を見てしまう)から、一気に気に入らないところが浮上してきて相手が嫌になる感覚は身に覚えがありすぎる。 仕事のように毎日顔を合わせて、それが何年も続くような関係って、ブワッと嫌になったと思ったら、ふと「別にそこまで嫌じゃないかも」と思い直しての繰り返しのように思う。 ヒヤリハットの描写で、嫌な相手だから止めない、というところ、そこまで掘り下げられてしまい胸がヒュッとなった。実際そうするかは別として、心の動きとしてはあるあるなのに、そんな人でなしなこと口に出せないはずが高瀬さんに言語化されてしまって、また高瀬さんを好きになりました
野ばらさん
30代、女性、好きな作家:高瀬隼子さん
高瀬隼子さんの短編はやっぱり面白い。今回はまさかのイカ目線。 環太はイカをも憎んでいたのだろうか? だからあの最期だったのだろうか? 心の闇を抱えたまま青年になった環太、きっとタコの踊り食い事件はトラウマになっていることだろう。 櫂もまた、心に何かを抱えていそうな青年だ。彼の軽率な行動が3人の運命を狂わせた。 それを静かに見届けるイカ。絶妙にシュールである。 読んでいるうちにイカに好感さえ抱き始めた。なんなんだ、イカ。 タイトルも意味深である。イカの盲点。イカも気づかなかった真実? もしやこれはミステリーなのか。 みなさんの感想や考察が楽しみで仕方ない。

